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■HD DVDとは?
HD DVD(エイチディー・ディーブイディー)とはDVDフォーラムによって議論および承認が行われているDVDの後継となる青紫色半導体レーザー世代の光ディスクの規格。主に東芝とNECが共同提案した「AOD」(Advanced Optical Disk)仕様をベースとしており、2003年11月に承認された。
■大容量次世代ディスクが必要となった背景
ブルーレイディスクやHD DVDなどの次世代DVDと呼ばれるDVDよりも大容量なメディアが必要とされるようになった背景としては、ハイビジョン放送やハイビジョン対応ビデオカメラなどが普及し、DVD規格では対応できなくなったことが要因であると言えます。
現在普及しているDVDの規格では、ハイビジョンの画質、音声をそのまま保存することは規格上できないため、一度DVD形式に変換(ハイビジョン画質からスタンダード画質へダウンコンバート)しなければ保存することができません。
また、2011年には現在のアナログが放送が完全に終了し地デジへと移行することにより、アナログ放送よりもデータ量が大きく、保存する際に必要なデータ容量も必然的に大きくなるため、大容量次世代ディスクのBlu-rayやHD DVDが必要になってきます。
■HD DVDの種類
HD DVDの記録メディアにはDVDと同様に読み取り専用型と記録型の規格が存在する。書き換えができる記録型HDDVD規格はランドグルーブ記録を採用しているHD DVD-Rewritable(HD DVD-RW)の規格策定が行われていたが、2層化が困難なことなどからHD DVD-Rの基本構造を継承したHD DVD-ReRecordable規格を策定し、HDDVD-Rewritableの名称を「HD DVD-RAM」に変更、HD DVD-ReRecordableの名称を「HDDVD-RW」と決定した。「RW」はデータ用のみ2007年7月からPCメーカー等に向けてサンプル出荷されており2007年12月に製品化されているが、「RAM」(ビデオ用「RW」も)の製品化時期は未定である。
多層化に関しては2005年5月に片面3層45GB(1層15GB)HD DVD-ROMの開発発表が行われており[1]、2007年のCESにて片面3層51GB(1層17GB)HD DVD-ROMの発表が行われた。また、片面3層51GBのHDDVD-ROMについては2007年9月12日にDVDフォーラムによって規格化がなされ[2]、11月15日に正式にver.2.0として承認され、規格化を完了した。
・HD DVD-ROM:読み取り専用のHD DVD規格。12cm片面1層15GB/片面2層30GB/片面3層51GB、8cm片面1層4.7GB/片面2層9.4GB
・HD DVD-R:1回だけ書き込み可能な記録型HD DVD規格。片面1層15GB/片面2層30GB
・HD DVD-RW:繰り返して書き込みおよび消去が可能な記録型HD DVD規格。片面1層15GB/片面2層30GB
・HD DVD-RAM:繰り返して書き込みおよび消去が可能なPC用途向け記録型HD DVD規格。ランドグルーブ記録を採用。片面1層20GB(2層に関しては未策定)
■HD DVDの容量
HD DVDの直径12cmディスクは1層で15GBの容量を持ち、2層で30GBの容量を持つ。直径8cmディスクでは1層で4.7GB、 2層で9.4GBの容量を持つ。保護層はDVDと同じ0.6mmで、そのためDVDの製造機器を一部流用することが可能である。0.1mmのハードコーティング層のBDよりも厚い。そのため、振動によるレンズとディスクの衝突を回避するための接近検知システムはDVDと同じ物が使用可能である。
■映像フォーマット
MPEG-2
VC-1アドバンスドプロファイル
H.264/MPEG-4 AVCハイプロファイル
■音声フォーマット
2チャンネルステレオPCM
MPEGオーディオ
ドルビーデジタル(AC-3)
ドルビーデジタルプラス(DD+)
ドルビーデジタルロスレス(Dolby TrueHD)=MLP(Meridian Lossless Packing)
DTSデジタルサラウンド
DTS-HD Master Audio
■インタラクティブ技術
HD DVDではマイクロソフトが中心となって開発した「iHD」(旧・iHD)が採用され、マイクロソフトがHDDVDを支持する要因の一つとなっている。
XML、CSS、SMIL、ECMAScriptなどの技術が使われている。
■コンテンツ管理システム(著作権保護技術)
HDDVDではAACSと呼ばれるコピープロテクト機能が採用されている。
・「AACS」の特長
コピー管理も含め、ネットワーク機能やインターネット接続に関連して、公認されたセキュアな方法でコンテンツを保護しています。AACSのカバー範囲は、TV放送およびインターネットを利用したコンテンツ配信、家庭内のネットワーク配信など、現在想定できる使用用途のほぼ全てと広範囲に渡る。また再生専用メディアだけではなく記録型メディアにも対応し、コンテンツのムーブやDRMによって認められたコンテンツの複製をセキュアに管理します。
■リージョンコード
市販されているHD DVD-Videoではリージョンコードによる制御は行われていない。しかし、映画会社などからリージョンコード導入に対する要望により導入に向けて検討が行われている。
■関連情報
・HD DVD Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/HD_DVD
HD DVDプロモーショングループhttp://www.hddvdprg.com/jpn/
■ブルーレイディスクとは?
Blu-ray Disc(ブルーレイディスク、BD)とはソニー・松下電器産業・シャープなどが「Blu-rayDiscAssociation」で策定した青紫色半導体レーザーを使用する次世代光ディスク規格である。一般的な略称は「BD」もしくは「ブルーレイ」。
「ブルーレイ」という名前は、ブルー(青色)レーザーを使用するディスクという意味合いから来たという。
英語でのBlu-rayという名称が「Blue-」ではくて「Blu-」となったのは、Blue(青)という一般単語は商標として登録ができない為、eを取ったと言われています。
■大容量次世代ディスクが必要となった背景
ブルーレイディスクやHD DVDなどの次世代DVDと呼ばれるDVDよりも大容量なメディアが必要とされるようになった背景としては、ハイビジョン放送やハイビジョン対応ビデオカメラなどが普及し、DVD規格では対応できなくなったことが要因であると言えます。
現在普及しているDVDの規格では、ハイビジョンの画質、音声をそのまま保存することは規格上できないため、一度DVD形式に変換(ハイビジョン画質からスタンダード画質へダウンコンバート)しなければ保存することができません。
また、2011年には現在のアナログが放送が完全に終了し地デジへと移行することにより、アナログ放送よりもデータ量が大きく、保存する際に必要なデータ容量も必然的に大きくなるため、大容量次世代ディスクのBlu-rayやHD DVDが必要になってきます。
■ブルーレイディスクの構造
ディスクは「レーベル面」「ポリカーボネート基板」「記憶膜L0」「記憶膜L1」「中間層」「透明カバー層」「ハードコート」に分かれており容量が記憶されているのは「カバー層」になります。
「片面1層」の場合はカバー層に「記憶膜」が1つ、「片面2層」の場合は「記憶膜」が2つ存在します。カバー層の厚さはわずか0.1mmです。
ブルーレイディスクの記憶面はその規格により「片面のみ」と定まっています。
■ブルーレイディスクの種類
DVDでの書き換え・書き込みディスク規格の乱立の反省から、先に書き換えメディアの規格から策定されたため、一番最初にBlu-rayDiscレコーダーが発売されました。
2006年1月にRev 1.0規格が策定され、書き換えできない読み出し専用のものは「BD-ROM」、一回書き込み可能なものを「BD-R」、コンピュータ用途でランダムに書き換え可能なものを「BD-RE」という。容量は一層で最大27GB、二層で最大54GB。現在市販されているものはこれより少し少なく25GB/50GB。
2006年11月に発売されたPLAYSTATION 3はこのBlu-ray Discの読み出し専用メディア「BD-ROM」を採用しました。
・再生専用型(BD-ROM)
一般的に市販される映画やゲームなどはBD-ROMに収録されています。
・追記型(BD-R)
一度に限りデータの書き込みが可能なディスクです。
・書換え型(BD-RE)
BD-Rとは違い約1,000回の書き込み(書き換え)が可能なディスクです。
■ブルーレイディスクの容量
DVDと比較すると分かりやすいと思いますが、DVDの容量が1枚4.7GBであるのに対し、ブルーレイディスクは片面2層のもので50GBとDVDの10倍以上の容量があります。
※ブルーレイディスクには「片面2層」25GB、と「片面2層」50GBの2種類があります。
■映像フォーマット
映画等パッケージメディア用のBDMV(DVD-Video相当)と、録画機用のBDAV(DVD-VR相当)の2つのフォーマットがあります。
BDMVではBD-ROM Profileという形でサービスが拡張されていく予定。
2007年末にProfile 1 Version 1.1対応がはじまった。2.0のBD-Liveまでが規格化されています。
圧縮方式はMPEG2、MPEG-4 AVC/H.264、VC-1が利用可能。
MPEG-2
H.264/MPEG-4 AVC High Profile
VC-1 Advanced Profile
解像度は、720×480/60i、1280×720/60p、1440×1080/60i、1920×1080/60i、1440×1080/24p、1920×1080/24pなどに対応する。
■音声フォーマット
PCM、DOLBY DIGITAL、DTSDigitalSurround、DOLBY DIGITAL PLUS、DOLBY TrueHD、DTS-HD MasterAudioが利用可能。
PCM
ドルビーデジタル(AC-3)
DTSデジタルサラウンド
ドルビーデジタルプラス(DD+)
ドルビーデジタルロスレス(Dolby TrueHD)
DTS-HDMaster Audio
注:ドルビーデジタルプラス(DD+)、ドルビーデジタルロスレス(Dolby TrueHD)、DTS-HD はオプション扱い。
■ファイルフォーマット
ブルーレイディスクのファイルフォーマットはUDFVer2.5以降を採用し、DVD-RAMのようにリムーバブルメディアとしての手軽さで扱えます。
またPCとの親和性が高まる事や書込み時のファイナライズ処理を必要としないメリットもあります。
※BD-RE Ver1.0のみBD-FSを採用。
※それ以降はすべてのメディアでUDF Ver2.5以降を採用(DVDはUDF Ver2.0を採用)
■インタラクティブ技術
高度なメニューやネットワーク機能などを実現する技術としてBlu-ray Java(略称:BD-J)が採用されました。
BD-JはすべてのBDプレーヤに搭載されているため、映像を使った対戦ゲーム、シューティングゲーム、インベーダー型ゲーム等を附録に入れたBDタイトルが発売されている。また2007年11月以後に発売されるBDプレーヤーには、追加のJavaインタラクティブ機能(ピクチャインピクチャ機能等)の搭載が義務づけられています。
ネットワーク機能としては「BD-Live」(Blu-ray Disc Live)[21]と呼ばれるプロファイルが標準化されています。
■コンテンツ管理システム(著作権保護技術)
3つの技術を使用しコンテンツの保護を図っており、少なくとも、現在主流のDVDに比べ、海賊版の作製及びその視聴がより困難になると言われています。
・AACS(Advanced Access Content System)
・ROM Mark
・BD+
・「AACS」の特長
コピー管理も含め、ネットワーク機能やインターネット接続に関連して、公認されたセキュアな方法でコンテンツを保護しています。AACSのカバー範囲は、TV放送およびインターネットを利用したコンテンツ配信、家庭内のネットワーク配信など、現在想定できる使用用途のほぼ全てと広範囲に渡る。また再生専用メディアだけではなく記録型メディアにも対応し、コンテンツのムーブやDRMによって認められたコンテンツの複製をセキュアに管理します。
暗号方式に「AES(Advanced Encryption Standard)」を採用
暗号鍵の長さは 128 ビット
リボークシステムによる不正な機器、メディアによる使用をガードする排除機能を搭載
固有ID情報:メディアに「ユニークID」と「MKB(Media Key Block)」が書き込まれる。※ドライブ側にも機器毎に固有の鍵を導入(検討中)
ウォーターマークによるコンテンツプロテクションの導入(検討中)
HDMIは推奨、ハイビジョン画質でのアナログ映像出力を、映画会社が望めばダウングレードする機能(ICT)あり。
HDDからリムーバブル媒体、リムーバブル媒体からHDDへのコンテンツ移動(ムーブ)等を可能にする機能が検討されている(DVD-Videoは著作権保護技術であるCSSの規定でDVDからHDDへのコンテンツ移動は禁止されている)。
・「ROM Mark」の特長
BD-ROMの原盤の偽造を困難にする技術です。
映画や音楽、ゲームなどBD-ROMメディアに収録されるコンテンツに検出できない一意の識別子を埋め込む。
ライセンスを受けたBD-ROMメーカーに提供される機器でしか扱えず、スタンパーを入手しただけではこの識別子は書込めません。
その為、ディスク原盤の非正規の作製は極めて困難とされています。
・「BD+」の特長
Blu-ray独自の機能である BD+ は、Blu-ray Discプレイヤーのコンテンツ保護プログラムが破られた際にも、BD+を使えば新たなコンテンツ保護プログラムをBDプレイヤーに導入できる機能です。
破られたコンテンツ保護プログラムをコンテンツ企業が後から動的に更新できる為、非正規に複製されたディスクの視聴は、実質的に不可能になると考えられている。尚、BD+はキーが改変されたプレイヤーのみに影響します。
■リージョンコード
リージョンコードは当初BD-ROMにはなかったが、映画会社の強い要望により、3つの地域に分割された方式が採用されました。
地域
A:南北アメリカ・中国を除く東アジア(日本・韓国、台湾、タイ、シンガポールなど)
B:ヨーロッパ・中近東・アフリカ緒国
C:中国・ロシア・インド、それ以外の地域
■ネットワーク用途の考慮
ネットワークを利用した用途も考慮されており、ネットからダウンロードした字幕データをディスクに追記するような事が可能となっています。
もちろん再生専用のROMディスクには追記できないため、プレーヤーに記憶装置を内蔵するなどの対応が必要になります。
■関連情報
・Blu-ray Disc Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/Blu-ray
・Blu-ray Disc Association(英語)のWebサイト http://www.blu-raydisc.com/
・HD DVDプロモーショングループのWebサイト http://www.hddvdprg.com/jpn/
・Blu-ray技術解説【Blu-rayとはこんな技術】http://pioneer.jp/bdd/blu_ray/2_01.html
AVCRECとAVCHDの違いとは?
AVCRECとはBDA(Blu-ray Disc Association)により規格化されていますが、AVCHDはソニーや松下などBlu-ray陣営の企業が
事実上の標準化したハイビジョン動画記録フォーマットです。
AVCHDはハイビジョン映像をビデオカメラで記録するための規格であり、DVDやハードディスクなど複数の記録メディアをサポートできるように設計されています。
AVCRECとAVCHDの違いは著作権保護機能の有無が挙げられます。著作権保護機能(AACS)に対応するAVCRECは、地上デジタル放送の番組をDVDメディアに記録できるが、著作権保護機能に対応していないAVCHDでは記録できません。
|
| AVCREC | AVCHD |
| 記録メディア | CPRM対応 | 8センチDVD |
| DVD-R/R-DL | ハードディスク | |
| DVD-RW/RAM | SDメモリーカード | |
|
| メモリースティック PRO Duo | |
| アプリケーション形式 | BDAV |
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| 映像フォーマット | MPEG-2 | MPEG-4 AVC |
| MPEG-4 AVC |
| |
| 音声フォーマット | AAC |
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| ドルビーデジタル | ドルビーデジタル | |
| リニアPCM | LPCM | |
| 著作権保護 | AACS |
|
図.AVCRECとAVCHDの違い
■ハイビジョン映像をDVDに録画する規格「HD Rec」■
2007年9月にDVDフォーラムにてHD DVD向けに策定された規格です。
HD DVD向けに策定されたビデオ記録用アプリケーションフォーマットのHD DVD-VideoやHD DVD-VR
(HDVR)を使用してハイビジョン映像を記録型DVDに記録することができます。
HD Recの最大の特徴は、AVCでハイビジョン映像を記録型DVDに記録することであることです。
映像コーデックにはMPEG-4 AVC/H.264を採用しており、DVDに採用されているMPEG-2よりも圧縮変換(エンコ?ド)が高く、高画質・長時間の記録が可能になっています。
従来のDVD記録映像(DVD-VR)、デジタル放送信号の直接記録(TS)、それらをMPEG4/AVC H.264で圧縮変換(エンコ?ド)した映像(AVC)を記録する事が可能で、それらの異なる映像フォーマットを1枚のDVDメディアに混在させることもできます。
同じような規格にBDA(Blu-ray Disc Association)陣営の「AVCREC」がありますが、HDRecとAVCRECの規格には互換性がはありません。HD RecはHD DVD互換、AVCRECはBlu-ray互換でありそれぞれの規格にサポートする機器でなければ再生できません。
・AVCRECとHDRecの違いとは?
|
| HD Rec |
| 記録メディア | CPRM対応 |
| アプリケーション形式 | HD DVD-VR |
| 映像フォーマット | MPEG-2 |
| 記録方式 | AVC |
| 音声フォーマット | AAC(AVC/TS) |
| 著作権保護 | AACS |
| 備考 | CPRMに対応した3倍速以上のDVDディスク |
図.HD Recの規格
■ブルーレイのDVD+ハイビジョン規格■
Blu-ray DiscのアプリケーションフォーマットBDAVを用いてハイビジョン映像を記録型DVDに記録することができます。
AVCRECの最大の特徴は、AVCでハイビジョン映像を記録型DVDに記録することであることです。映像コーデックにはMPEG-4AVC/H.264を採用しており、DVDに採用されているMPEG-2よりも圧縮変換(エンコ−ド)が高く、高画質・長時間の記録が可能になっています。
同じような規格にDVDフォーラムにてHD DVD向けに策定された「HD Rec」がありますが、HDRecとAVCRECの規格には互換性がはありません。HD RecはHD DVD互換、AVCRECはBlu-ray互換でありそれぞれの規格にサポートする機器でなければ再生できません。
・AVCRECとHDRecの違いとは?
|
| AVCREC |
| 記録メディア | CPRM対応 |
| アプリケーション形式 | BDAV |
| 映像フォーマット | MPEG-2 |
| 音声フォーマット | AAC |
| 著作権保護 | AACS |
図.AVCRECの規格



